れおの 写メ日記一覧
5月
はざまで
すべてが 愛おしく見える日があります道端のお花 夕方の匂い夜の電車の窓に映るものさえなぜだか愛おしく思えてしまうちゃんと生きていてよかったのかもしれない って思える日その反対にすべてが許せなくなる日もあります私はどうして こんなに不器用なんだろうどうして 優しくしたい相手ほど傷つけてしまうのだろう どうして ほんとうに欲しいものほどうまく抱きしめられないのだろう大切にしたかった ただそれだけなのにそして 自分もまた傷つくほんとうは 怖くてたまらない嫌われることも期待に応えられないことも大切だと思った人が離れていくこともだけど どれだけ強がっても それでも誰かと触れ合いたい と思ってしまうたったひとりで完結できる ならこんなに苦しくないのにねそれでも 優しく生きていたい身体を重ねること だってきっとただの快楽ではなくてここにいていい って確かめ合う行為なのかもしれません欲しがられることで安心して求められることで存在を許された気になって抱きしめられるたび 自分 を 取り戻していくそういうの 全部含めて人間は愛おしいのだと思います綺麗なだけの感情なんてきっと存在しないのでしょう愛情 の中には独占欲も混ざるし優しさ の中には期待も混ざるし大切にしたい の裏側には自分だけを見てほしい みたいな醜い欲もちゃんと潜んでいるそういう矛盾ごと 人間なのだと思いたいです完璧じゃないから 揺れるから 間違えるから誰かを求めてしまうそれでもなお 人を好きになってしまうほんとうに懲りない生き物ですこの先の人生であと何回生きててよかった と思える瞬間に出会えるのだろう と考えると少しだけ未来を信じたくなります苦しくて仕方なかった日々もいつからは 思い出話にできるから ねどうかこれから先みなさまにも わたしにも生まれてきてよかった と泣きたくなるほど思えるような夜がちゃんと待っていますようにこの世界も悪くなかったなそう思える日が 何度でも訪れますようにおやすみなさい
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