れおの 写メ日記一覧
10月
知らないまま
心細いような少しだけ憂鬱な夜に思ったことたぶん ほんとうででも ほんとうではなくて朝になればそんなこと考えてたっけ って笑えるくらいのものなの かな知らないものを知っているような気になったり持っていないものをずっと前に失くしてしまったものみたいに寂しく思ったりするほんとうは触れたことも名前を呼んだことさえないのに知らないから思ってみる だけないからあったなら と 想像してみるだけきっと それだけなのにいつだって遠くにあるものは 綺麗に 見えました手を伸ばしても届かないくらいの距離にあるものはとても優しいものに 思えました人も 記憶も 未来も近づいてしまえばきっと綺麗なところばかりではないし触れれば傷つくことも触れたことで壊してしまうこともあるのでしょう ねだから私は知らないままでいられるものを少しだけ 好きなのかもしれません知らないから綺麗でないから失くさないそんなものならずっと優しいままでいてくれる気がするからでもほんとうは少しくらい壊れてもよかったのかもしれないと思ったり綺麗じゃなくなっても思っていたより優しくなくてもちゃんと触れてちゃんと知ってそれから 寂しくなれたなら今みたいなどこにも置き場所のない寂しさよりはよかったのかな とかそんなことを 考えてしまうのもきっと 夜のせい朝になったらまたなにもなかった顔をして珈琲を飲んでくだらないことで笑ってこの夜のことなんて少しずつ忘れていくのでしょう忘れてしまえることが寂しいような忘れられるから生きていけるようなどちらなのかはまだよくわかりませんわからないままでいいことを無理にわかろうとすると夜が長くなってしまうから今日はもうこのへんで知らないものもないものも今夜だけは私の中で 綺麗なまま優しいままで眠っていてくれますようにおやすみなさい
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すぐしないで
背中がシーツに沈んでさっきまで隣にいたはずのあなたが気づけば私の真上にいるの腕の横に手をつかれて顔を覗き込まれるまだ何も始まっていないのにその体勢になっただけで急に空気が 変わって目が合っていつもより少しだけ近いところであなたの呼吸が聞こえてそれからの 唇その瞬間に思うのですあ この人 するんだ ってあの数秒が どうしようもなく好きさっきまで普通に笑って普通に話していた人なのにキスひとつで突然その人の中にある欲を見せられた気がして急に 男の人 として意識してしまうそれなのにすぐには何もしてくれないのはもっと ずるい唇を 離してでも身体は離れない触れそうなくらいの距離でただこちらの顔を見て私がどんな顔をしているのか確かめているの ?もう一度してほしいのかこの先を待っているのかそんなもの見れば分かってしまうくせにまだ たいしたことなんてされていないのに服だって そのままなのにあなたがこのあと何をするつもりなのか勝手に想像してしまっただけでもう身体のほうが先に構えてしまうあなたが こうしたのでしょうあなたが押し倒してあなたがキスをしてあなたがこんな距離で私を見ているからなのに続きを欲しがっているのが私だけみたいになるのは 悔しいだからきっと黙ったまま服の裾を少し 掴んでしまう言葉で もっと なんて言うのは恥ずかしいからそれくらいで 察して よそしてまた顔が近づいてきたら今度はたぶん私のほうから 迎えにいってしまう最初のキスはあなたからだった のに
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やわい
おはようございます^^今日は 深く眠れました眠りから戻ってくる朝は少しだけ世界との境目が曖昧でまだ夢の続きを身体のどこかに残している ようなそんな朝にはこのまま ただ甘えていたいと 思ったり何かを話したいわけでも答えが欲しいわけでもなくてただ髪を撫でてもらったり黙ったまま隣にいてもらったりそれだけで 張りつめていたものがゆっくりほどけていくことが あります甘えることは幼さでも弱さでもないと思うのですだから私は 甘えたいし同じくらい 甘えてほしい普段は誰にも見せない柔らかい部分をそっと こちらへ差し出してもらえることはたぶん とても静かな信頼だから疲れた日も理由もなく心細い日もうまく言葉にできない日もそんなときに思い出してもらえて少しだけ呼吸を楽にしてあげられたならそれだけで私は 幸せです日曜日今日は少しくらい自分に甘くてもいい日に しましょう朝の光みたいに強く照らさなくてもただそばにあるだけで救われるものが きっとありますみなさまにとってやわらかく 穏やかな一日になりますように行ってらっしゃい
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眩暈のあと
夜を暗くしているのはほんとうは夜 そのものじゃなくて明るすぎるもの なのかもしれません夜空にはどこにいたって星があるのに街灯のそばにいるとその光があまりにも近くて遠くの小さな光はいつのまにか見えなくなるわたしにとってあなたはたぶん そんな街灯見えないだけで星はちゃんと そこにあるそれなのにどうしても探してしまうのは遠くの星じゃなくてもう目を閉じても残ってしまうあなたの光 ばかりいつか目が慣れてまた星が見える夜が来るのかなそれともずっとその残像のせいにして夜を暗いと思い続けるのかな答えはまだ知らないまま で いい見えない星が そこにあることだけ信じて 眠りますあなたの光もいつか記憶のなかで名前のない明るさに変わってしまうのかなそうなる日が少しだけ遠ければいいのに ねおやすみなさい
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