れおの 写メ日記一覧
8月
したためて
お礼日記は いつも手書きで書いているのです昨日お逢いした方へのぶんもいま一枚ずつ こつこつと画面に文字を打つほうがずっと早いし書き直すのだって簡単なのだけれどそれでもペンを選びたくなるのはそこに 私の体温まで残せるような気がするからでしょうか逢っていた時間を思い返しながらあのとき笑っていたな あんなことを言ってくださったな少し困った顔も 照れた顔もふたりにしか分からない密やかなことまで思い出してそうしているとたった数時間だったはずの時間をもう一度 ゆっくり撫で直しているような気持ちになります" 手紙は ふれることのできる心のようですね "こうして一文字ずつ綴っているとほんとうにそうなのかもしれないと思います声は消えてしまうし抱きしめた温度だっていつか薄れてしまうけれどこのお手紙の上にはあなたを想って手を動かした時間そのものが残る文字の癖も不格好になった一文字もぜんぶその瞬間の私ですだから私は綺麗な文章を書きたいというよりあなたと過ごした時間をなるべく 取り零さず閉じ込めておきたいのかもしれませんもちろん書けないこともたくさんあります思い出しただけで頬が熱くなること誰にも読ませたくないようなこと文字にしてしまった途端あまりに生々しくなってしまいそうなことそういうものほどペン先を止めた指の向こう側にちゃんと残っていたりするのですだから書いてある言葉だけではなくて書かなかったところまで想像してみてくださいあなたを思い出しながらペンに触れていた私の指とその指が覚えていること まで
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はだいろ
涼しくなってきましたね外に出た瞬間肌にまとわりついていた熱が少しだけ薄くなってようやく夏も帰り支度を始めたのかな なんて思っていますとはいえ色白美肌命の私!まだまだ油断いたしません ^^夏が終わりかけているからといって紫外線まで素直に退場してくれるわけではないのでむしろこういう時期ほど抜かりなくそして何より白い肌だからこそ映えるものがあること黒いお洋服も赤い口紅も身体に刻んだ色も白というのは何もない色のようでいて案外いちばん欲深くほかの色を際立たせてしまう色なのかもしれませんだから私は 白いままでいたいでもね日に焼かれるのはあんなに嫌なのにあなたの視線に晒されるのなら悪くない のむしろ隠して守ってきたところまでじっくり見つけてもらいたくなるのです夏には焼かせてあげないけれどあなたになら少しくらい熱を残されてもいいのかもしれません
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なれのはて
壊れたいでも 壊れる っていったい何処からなのでしょう泣いたら?声が震えたら?もう駄目 と縋ったら?それともそれでもなお貴方を拒めなくなったところから?わたしには まだ 分かりませんだから 確かめてみたいのです壊したいあなたが そう思うのはいったい何処までですか?少し困らせて満足する程度なのかそれともせっかく綺麗に保っていたものを滅茶苦茶にしてしまいたいほどなのか後者だったら 嬉しいわたしがどんな顔をするのかどんな声で乞うのかどのあたりから強がれなくなるのかひとつ残らず 覚えるくらい執拗にわたしを 知ってほしい一度で覚えきれないのなら何度だって 確かめてくださいそして使いものにならなくなるほどお応えしてしまったわたしを見てそこで満足してしまうのではなくて今度は貴方が 直してくださいだって直してくださらなければもう一度壊してもらえないでしょうそのためなら何度でも綺麗に戻ります貴方に また駄目にしてもらうために貴方が飽きるのが先かわたしが本当に使いものにならなくなるのが先かどちらでしょう ねどうせなら何度試しても答えが出ないまま で
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てのなか
おはようございますないもの を 数えることばかり得意になって言ってほしかった言葉してほしかったこと気づいてほしかった気持ち足りなかったひとつはそこにあった十個のものよりもずっと大きく見えてしまうことがありますけれど 振り返ってみると本当は受け取っていたものも沢山 あって何気なくしてくれたことさらりと言ってくれた言葉人から向けられる好意や思いやりはいつも分かりやすい形をしているわけではなくて日常の中に紛れてしまうくらい小さな姿で差し出されていることのほうが多いのかもしれません寂しさばかりを数えてしまうあまり確かにそこにあった優しさまで一緒に見失ってしまうのは少し 惜しいな としてもらったこと言ってもらったこと覚えていてもらったことを取り零さない人でいたいですそしていつか自分が誰かに渡した小さなものもその人の心のどこかに静かに残ってくれていたら嬉しいなと思います月曜日ですね手元にあるものを 見つめながらひとつずつ今日もあなたに嬉しいことがいくつもありますようにいってらっしゃい
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